2014年12月27日

playlist - 12.14.2014


Opening TM:Minute Merengue/Harry Breuer
M1 : Maquinofobiapianolera 5/Carles Santos & Cabo San Roque
M2 : Robot/Hal Herzon And His Orchestra
M3 : The Flat Foot Floogee/Will Hudson
M4 : Surrealism/Hal Herzon And His Orchestra
Ending TM : The Song Is Ended/Stanley Black


アバンギャルドだ、今、岡田くんは (笑) 


今週も(?!)岡田さんと。--もう12月14日。「もうね、クリスマスじゃないですか!まだかけないけど(笑)」---まあ、そうね、今度かけましょうね。14日はいろんなことがあって、矢野顕子ライブもあったし、選挙もあったし・・慌ただしいですね。では、何から?「 カボ・サン・ロケ(Cabo San Roque)というスペインの、変な楽器を作る3人組、その方々の新しい写真集にCDが付いたものなんですけど、ちょうど僕がバルセロナに公演を見に行った時のものです。で、Carles Santosというスペインの現代音楽家なのかな?バルセロナ・オリンピックのオープニングとかで指揮とかもしいてるような...偉い人」--その写真に写ってるピアノのおじいちゃん?「相当~~変態な(笑)ジャケットも女装して、逆さ吊りにされて」---え〜〜?ちょっちょっちょっちょ!「スカートがめくれてて局部がもろ出しになってるようなジャケットがあるんですけど(笑)」---ソレ本人が?そりゃあかんわ(笑)「そういう人がバルセロナ・オリンピックのオープニングとかをやってるわけですから(笑)自由な国なんですが(笑)そのCarles Santos & Cabo San Roqueで、"Maquinofobiapianolera"というタイトルで写真集CDが出ましたので、その中から短めの曲を…」♪1"Maquinofobiapianolera 5"--まだ?ああ終わった。短くない!全然!(笑)「こういう感じのが延々と続くんですけれども」--まあね、こういうのもあるよね。「DVDで観たいですけどね、この人たちは」--観た方がいいね。「音だけだとやっぱり伝わらないんで。観るとすごいですよ(笑)」--呼んでもらうしかないね、誰かに(笑) 人よりも機材が大変だよね。「すごい量の機材なんで。ちゃんとばらけて運送できるようにはなってるんですけど」--きっとねぇ、そういうの呼ぶ人いるじゃない、時々。無理して(笑)「スペイン大使館とかがやってくれると..いいですけどね」--今(そのおじさんのジャケ)写真見たよ。その逆さ吊り。怖〜〜い!「この人のホームページに行くと、いろんな映像がありますので、興味のある人は(笑)」
「ひと月以上前にハル・ハーゾン(Hal Herzon)という
>>>Harold Stanford “Hal” Herzon:クラリネット/サックス奏者>>>[10/26playlist]
16インチの大きなレコード、すごいイイのがあってかけたと思うんですが
その後色々調べていて、今は息子さんとコンタクトを取っておりまして。」
--あははは!そういうの多いね。
「レイモンド・スコット・アーカイブのアーウィン・チューシッドさんに
音源を送ったんですよ。そうしたらすごい勢いで反応があって、こ~れはすごいと」
--彼は知らなかったの?
「知らなかったんですよ。インターネットで検索しても3〜4件しか出てこない人なんで、
全く知らなくって、音源も聴いた事がなくって反応してて。
レイモンド・スコットが40年代にクインテットみたいな事をやっていたら
こういう事をやってただろうねって話をしてて。アーウィンと僕でそれぞれ遺族を捜そうって」
--最近、そればっかりだね?(笑)
「それで見つかったんですよ。息子さんがいて。猫シェルターを運営してるんですけど、
捨て猫を保護するボランティア的な事をやっていて。
Hal Herzonってタレントエージェントをやっていたんで、ジェームズ・コバーンとかの」
--ハリウッドなんだね。
「その人はその時代の子供なので、お父さんが音楽をやってたっていうのは
噂にしか聞いた事がないので、曲は聴いた事がないって」
--ええーっ?
「音を送ったら驚いちゃって。上の兄貴がいるんで、兄貴に訊いてみるって。
そうこうしているうちに、写真だとか、当時の契約書だとか、いろんな物が出てきて。
45年にはエラメイ・モースのバックでサックス吹いてたり」
--サックス・プレイヤーなんだね。
「サックス、クラリネットですね。」
--それはもう…遠からずの人だね。
「で、ミルズ・ミュージックっていうNYの出版社があって、デューク・エリントンの
マネージャーをやってたアーヴィン・ミルズ(Irving Mills)がやって、ホーギー・カーマイケルとか
あの辺が所属していた出版社ですけど、ブリル・ビルディングに
一等先に事務所を構えていた方で、そのアーヴィン・ミルズはすごい耳のいい人で
レイモンド・スコットを元々一番最初にリリースしようとしたのもミルズで」
--大事な人だね。
「すごいいい耳を持ってると思うんですよ。
で、その人とも繋がってきて、なかなか面白い展開に...」
--これはまた発掘だね。
「そのミルズ・ミュージックの契約書とかも結構面白くって、
モートン・グールド(Morton Gould)の曲を結構やってるんですけど
モートン・グールドからのHal Herzon宛ての手紙も出てきて、す〜んごい面白い事にいま。」
--ちょっとその片鱗を聴かせて。
「そのHal Herzonがモートン・グールドの♪2"Robot"という曲をやってますので
それを聴いてみて下さい」

--これは刺激的だなあ!影響されそうだな(笑)
「すっごいんですよこの人。モートン・グールドもすごい褒めてて、
モートン・グールド、わりとこういう事をやってるのってあまり知られてなくて」
--初めて聴いた。
「クラシックのものは再発されているんで、カンザスのアーカイブで
レイモンド・スコットの音源をずっと1週間聴いてた時に、
モートン・グールド、意外とレイモンド・スコットの曲を当時ラジオ音源でやってて
"Penguin"とか"Powerhouse"とかもやってるんですよ。
それを聴いてすごいセンスがいいんですよ、モートン・グールド。
ちゃんとやりたい事を分かってやってるなぁって感じのアレンジになってて」
--名前はよく知ってるけど、実際の仕事はあんまりよく知らないね。
「日曜洋画劇場のテーマとかやってましたよね」
--すごい幅広いよね。ムード音楽もやってたり。
「あんまりそういうのは再発されていないんで」
--なかなか聴くチャンスないなあ。
「本人も自分の曲をやらない、やりたくない人なんですって。細野さんに似てますけど」
--似てる、ははは!(笑)
「自分の曲は指揮したがらないで、人の曲ばっかり指揮をしてて」
--あ〜その気持ち、分かるけどね(笑)
「で、ピアノでは曲書かないんですって」
--どうやって書いてるの?
「頭に浮かんだフレーズを譜面にどんどん書いていく」
--そこは僕と違う(笑) その人は天才(笑)
「モートン・グールドと言えばですね、ウィル・ハドソン(Will Hudson)という人と
NYの動物園に行って、ペンギンにレイモンド・スコットの"Penguin"を聴かせたっていう。」
--そうなの?面白いわ~。
「そのミルズ・ミュージックの所からWill Hudsonがレコードを出してて、
♪3 "The Flat Foot Floogee"をやってますので、それを。」

--うーん、そうかそうかぁ。何がそうかかな?あはは(笑)
だから、なんてぇの、すげえ才能のるつぼだね。NY辺りがね。
「ホーギー・カーマイケルとかその辺の、スタンダードをちゃんと出しつつ
こういうのにも、今のはあれですけど、レイモンド・スコットを始めとして
その手のものにすごい注目して、結構いっぱい...」
--アバンギャルドだよね、当時としては。今でもアバンギャルド。
しかもそれが、ガーシュインがやりたかったようなブルースとかヴギとかね、
ベースにしてたり。ヨーロッパだとダリウス・ミヨーとかね、
あそこら辺の人たちがやろうとしていたようなのを、いともあっさりとやってる
っていうか(笑)すごいよね。しかも全然残ってないっていうのがね。
「そうですね、Hal Herzon・・」
--誰も話題にしたことないよ!世界中のラジオを聴いてごらんよ。ここだけだから(笑)
「ここまで検索が出てこない人は初めてですね~」
--うーん、まあよく見つけたっていうか、偶然そこに入ってたんだよね?
「そうですね。16インチの曲目の中に、レジナルド・フォーサイス(Reginald Foresythe )の曲を
カバーしてるのが見えたんで、これは?!って思って買ったら大当たりで」
--先週、岡田くんもノスタルジーがどうのこうのって話をしたけど、撤回するわ。
「あれ?」
--アバンギャルドだ、今、岡田くんは (笑) いや〜現代音楽に近いよね。
そっちに行ってるね、今ね。まあ、一時的ね (笑) 
分かるよ。それだけすごい魅力がある、その、覚えにくい名前の人…
「Hal Herzon」
--初めて聞くねえ!(笑)ハーゾォン..鼻の下が伸びちゃった。ハーゾォン。(笑)
今日は収穫があったなぁ。もう聴かなくてもいいくらいだ。
じゃあねぇ、この先また発見があるだろうけど、
今のところのHal Herzon、もう1曲聴かせてほしいなぁ。
「どうしようかなぁ…じゃあ、アバンギャルドな感じで
♪4"シュール・レアリズム(Surrealism)"という曲を。」
--おお、覚悟しないとな。これを聴きながら、また来週。


posted by daisy holiday at 00:00| daisy holiday 2014