2015年06月08日

playlist - 5.31.2015


Opening TM:Minute Merengue/Harry Breuer
M1 : Down The Road A-Piece/Ray Mckinley Trio
M2 : Beat Me Daddy, Eight To The Bar/Major Glenn Miller & The American Band
M3 : Dive Bomber/Pete Johnson
M4 : The House Of Blue Lights/Ella Mae Morse
M5 : Scrub Me Mama With A Boogie Beat/Andrews Sisters
M6 : Boogie Woogie Bugle Boy/Woody Herman
M7 : Bass Gone Crazy/Albert Ammons
M8 : The Joint Is Really Jumpin' Dowan At Carnegie Hall/Judy Garland
Ending TM : The Song Is Ended/Stanley Black


「跳ねるようで跳ねない」


今週は細野さんワンマン。--最近ライブでまたブギウギを増やそうかなと色々聴いて。♪1"Down The Road A-Piece"という名曲をやろうかどうか今考えてるとこです。フレディ・スラック(Freddie Slack)のキーボードとレイ・マッキンレー(Ray Mckinley)の歌で>>--Freddie Slackという人は、ウィル・ブラッドレー(Will Bradley)っていうビッグバンドのピアニストで、ある時からブギウギに入り込んだみたいで。そもそもブギウギは30年代くらいからあるんですけど、白人たちに影響を与えたのはやっぱり、その後ビッグバンドにうつって、のきなみ有名なバンドがブギウギをやり始めて。そうすると時代は戦争になって。日本とアメリカが戦ってる時代ですけど。戦争中のこのアメリカの洗練された、ん〜、底力っていうんですか。それを聴くたびに、なんていうんだろう?取り憑かれてます。呪われた音楽。…そこまで言うと言い過ぎですけど。フレディ・スラックはホント素晴らしい。もともとピート・ジョンソン(Pete Johnson)、アルバート・アモンズ(Albert Ammons)、ミード "ルクス" ルイス (Meade "Lux" Lewis)…そういう黒人たちがやり始めたピアノの音楽なんですけど、白人たちがやり出すとそこに洗練ていうのがでてきて。ビッグバンドは本当に面白い音をいっぱい出してますね。特にこのWill Bradleyというビッグバンドは面白いですね。
そこで叩いてたのがRay Mckinleyというドラマーで。
歌詞に出てきたその「エイト・ビート・マック("Eight Beat Mac")」
というあだ名がRayのことなんです。
ぼく、この人のステージ観てるんですね。なぜか。
Ray Mckinleyはグレン・ミラー・オーケストラにいて、
戦争慰問(音楽)に一緒に行ってたんですね。グレン・ミラーは飛行機で
消息不明になっちゃったんですよね。残されたメンバーでグレン・ミラーを引き継いで。
60年代になってRay Mckinleyがニュー・グレン・ミラー・オーケストラという
バンドを編成してリーダーになった。その時、日本に来たんですね。
そこのドラムスがRay Mckinley、しかもバンドリーダーだった。
Ray Mckinleyの若い頃、歌が素晴らしい。ドラムスと歌。
--♪2"Beat Me Daddy, Eight To The Bar"

--いろんなバージョンやってるんで、面白いですよね。一応、これは古典ですね。
"Beat Me Daddy, Eight To The Bar"はいろんな人が今でもやってますね。
1曲目"Down The Road A-Piece"はローリングストーンズもやってます。
ま、ロックの原型ですね。最近の音とは違って、やっぱり後ろの方~にピアノが隠れてますね。
では、ブギウギのピアノの古典を聴いてみましょう。
ピート・ジョンソン(Pete Johnson)すごくうまいんです--♪3"Dive Bomber "

--Freddie Slackが出会った少女がエラ・メイ・モース(Ella Mae Morse)、
キャピトル・レコード(Capitol Records)初のミリオンセラーだったんですが
それでキャピトルがうまくいったという。
"Cow Cow Boogie"とぼくは言っていますけどね。そういうヒット曲があったんですけど
Freddie Slackとブギをいっぱいやってます。
ぼくもこれやってますが--♪4"The House Of Blue Lights"

--この頃の花形っていうと、Andrews Sisters。
Ella Mae Morseと同じような曲のレパートリーで慰問してたんですけど
"The House Of Blue Lights"とか作ってたのがドン・レイ(Don Raye)という人。
その人の♪5"Scrub Me Mama With A Boogie Beat"という面白い歌があるんです。
これはRay Mckinleyのお得意なんですけど、Andrews Sistersがカヴァーしてます。
これもなかなかいい出来なので聴きましょう。


--ウッディ・ハーマン(Woody Herman)、モダンなバンドなんですけど
当時はブギもやってました。Andrews Sistersのカヴァーです。
♪6"Boogie Woogie Bugle Boy"

--なかなか興味深いリズムで、裏が強調されたりすると、跳ねるような跳ねないような。
それが醍醐味なんですね。
これは徳島の阿波踊りの三味線の人が言ってたんですけど「跳ねるようで跳ねない」と。
ぼくが常々言ってた『一拍子』なんて言葉をその方が言い出すのでびっくりしまして。
あ〜これは、阿波踊りってboogieなんだなと思いました。
それを思い出すような曲が、Albert Ammonsのピアノであるんですね。
♪7"Bass Gone Crazy"

--阿波踊りのフレーズそのもの、ですよね。

ジュディ・ガーランド(Judy Garland) が珍しく、映画の中で、初期の頃ですね。
ハリウッドの中で最初にブギをやったんじゃないかっていう。
今のAlbert Ammons、さっきのPete Johnson、Meade "Lux" Lewisの3人で
カーネギーホールでブギウギ大会やったんですけど、それがきっかけで世界中に広まった、
認められたっていうんですかね。殿堂入りしたというか。そんなような歌があるんですけど。
映画『Thousands Cheer』[1943] の中の挿入歌。
♪8" The Joint Is Really Jumpin' Dowan At Carnegie Hall"


posted by daisy holiday at 00:00| daisy holiday 2015