2016年10月17日

playlist - 8.28.2016


Opening TM:Minute Merengue/Harry Breuer
M1 : 即興曲/雲龍 & hosono & daisy staff
M2 : 森のひだまり 水面にうつる蝶の光/雲龍
Ending TM : The Song Is Ended/Stanley Black


ゲスト:雲龍さんA


先週に引き続き、雲龍さん。--やっぱり笛はね、特殊な楽器だな。息を使うから。ラッパもそうなんだけど。ぼくはできないんだよね。ははは。「だけどね、吹いてると、生きているということが実感できる。それは”息をしてる”ことなんですよね。」--どうりで実感がないわけだ、ぼくは・笑。最近、笛を作ってる段階にきてるんでしょ?「僕は作るとは思ってもいなかったんですけど、一輪挿しを吹いていたおかげで(笑)ある陶芸家の窯元の人から『雲龍さん、一輪挿し作ってみれば?』と。一輪挿しだとそのものなんで(笑)雲龍らしいものを・・と。小さい時夢に見た、円盤の形をした笛…夢の中では”石”なんですね。まだこういう石には出会ってなくて。自分で丸めて土に穴を開けるという、その作業で一番最初にこれを作ったんですよ。これが第1号。【写真参照】」--確かに円盤みたいだな~。「これが飛んでくるんですね。じゃあちょっと飛ばしてみましょうか。」>>第1号の笛を吹く>>--す~ごい高周波。「だいぶ弱い気持ちで吹いてるんですけどね。実はもっとストレートに強い響きになって。自然の石に穴が空いてるのが、石笛という日本の古代からあるんですけど、その石の響きとはちょっと違うんですね。これは約1250度という高音で焼かれてるので、密度の高い、硬いものになってる。これが、宇宙との交信の笛なんですね、実は。ふふふ。それくらいにストレートに宇宙と繋がれる、そういう感覚で。」--ははは。やっぱりそれ外で吹くのに向いてるよね。「外で吹くと、ずーーっと遠くに響いてくんです。呼んじゃったらどうしようかという世界ですけどね。」--呼んじゃったことはないの?笑「この笛、”息吹の笛”というのを今作らせてもらってます。」--山奥に釜があって、聞くところにようると、池田満寿夫さんが使ってたというところでしょう?「富士山も見えて、縄文時代から続いてるという場所です。」

【世界一小さい笛】
--そういえば、異常に小さい、世界一小さい笛をさっき見たんだけど・笑
「あれは、ちっちゃすぎる。タコの吸盤みたいな(笑)」
--穴しかない。穴しかない笛ってのがあるんだ〜。
「穴しかない、アナ不思議という世界ですけどね(笑)」
>>雲龍さん:アナ不思議を吹く>>
--今までで一番高い音だね。
「だけど一番ちっちゃいんですね。これは、吹くだけに生まれてきたようなもので。笑
 もしかしたら、タコの吸盤も吹けば音が響くかも?」

【響き分け】
「作った笛は300以上、その半数以上は人の手に渡って。
 求めた方が、『ここで吹きました』と後からお話をしてくれるんですよ。
 だから自分が行かなくても、笛が分身のようにその場に行っている。
 本当に、”響き分け”みたいな世界。」
--響き分けってのは、初耳だね。

「一つの音だけなんですけどね、それでも楽しめるっていうのがすごいことだなって。
 石笛っていう世界は古神道とかに繋がってたり、色んな儀式があったりするわけだけど
 この笛は土を丸めて作られたものでしょ?だから、女性の方に気持ちを惹かれる方がいて。
 女性の強さ。”産む力”が吹くときにも感じられて。
 だからこうやって形にあらわすことで、いろんなことが動き始めて
 いろんなものが見えてきてるんですよね。
 これが、『生きている。息をする。呼吸する。』すごく原点に戻れるというか。
 これでみんな元気になって欲しいという気持ちと、一つになって欲しいなという思いがね。」

「一つ、提案があるんですけど。僕、最近、演奏のときに声を発してもらって。
 『あいうえお』の母音の響き、『あ〜』でも『い〜』でも好きな響きを発声してもらって
 その中で笛を吹くという体験をして欲しいなって思うんですけど。」
--ここに今いるのが3人、、くらいかな。
 「ラジオの前の人も、声を一緒に出してもらってね。
 気持ちを込めて響かせて、ずぅっと宇宙の果てまで響いていくような気持ちで発してください。」
♪1 : 即興曲/雲龍& hosono & daisy staff

「実はこれは、地球が感じてる風の音。地球も感じてる世界なんですね。
 いろんな声が合わさって、それが響いていく、っていうのが
 一人一人が生きている実感になるというか。」
--これ大勢でやったらすごいことになるだろうね。
「これほんと、会場ですごいことになるんですよ。150人の弦楽器の方が一音だけを響かせて
 それだけでもうねりになるんですけど、それが半端じゃないんですね。
 磁場が動き始めるという感覚があるんですけど。歌を歌うことも大事だけど
 声を発するだけでもその感覚にいくっていうか
 その時その時で違うんで、同じことは繰り返せないっていうのがいいんですけど。
 それが今とても大事に思う。」

【シンプルに、美しく。】
この笛はいかにシンプルに美しく、ってものだけで。
いろんな工夫していくのがアートの世界ですよね。
だけど絶えずこれを作り続けるっていうのも、おまんじゅうの世界で。
どちらも大事なんですよね。

これは笛ではなくて、今、道具になってるんですね。
呼吸を発するための道具であったり、自分を見つめる道具であったり。
瞑想、産婦人科やブレスダイエットでの需要がある。
音がすごく効くんですよね。全てがピタッと合わさらないと、この響きにならないから
ある種目安になって、その響きが出るように体をコントロールすることができる。
不思議と、形になって現れたら、いろんなところに広がってきて、今、世界に羽ばたいている。

「これははっきり言ってね、全天候型。ハワイ島の4205mのマウナケア山頂で響くことができた。
 マイナス17度の中で一番元気だったのが”息吹の笛”。」

【発明?】
「”息吹の笛”は丸まってるけど、平の状態の焼き物を普及させる。
 使い捨てじゃない、使い続けられるカイロ。
 自分の体温さえあれば、手のひらで温めて温かくなれる。ポケットに入れるだけで温まる。
 揉まなくてもいいんです。笑
 これ、すごい発見だった。ハワイ島に行った時に。なにしろ、石は冷たくて唇がひっついちゃう。
 木の笛は一音で音が凍ったという。
 柔らかくゆっくりふぅっと吹けば溶けるだろうと安易に考えていたら、
 余計にバキバキっと割れそうになった。石笛も吹けなくて。
 ”息吹の笛”だけが響いた。この笛ができた年にハワイ島に呼ばれて。」

>>雲龍さん:ハワイ島の溶岩石の岩を吹く>>
-- ほ〜う、溶岩が鳴ってる。
「2つの共通点、なんでしょう?」
--う〜ん、、熱だね。
「そうです。こっちは約1250度で焼かれた”息吹の笛”。
 この溶岩は気泡がたくさんあるので、だいたい1100度くらい。
 基本的に(どちらも)”熱い”世界を乗り越えて形になったものです。
 息吹の笛ができるまでは意識の中にはなかった。
 それが、この笛ができたおかげで、ハワイ島のご神事の中で授かった、溶岩。
 これが、また一つの響きに通じた。
 自然とは何、とか分けるのではなく、一部になれるというか。」

--これはなんか、究極の笛だな。



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posted by daisy holiday at 00:00| daisy holiday 2016