M2 : Smile / 細野晴臣
M3 : By This River / Brian Eno

ゲストに、第71回カンヌ国際映画祭で最高賞「パルムドール」を受賞し、大ヒット上映中の映画「万引き家族」の<是枝裕和監督>を迎えての映画夜話〜そのA〜。
映画と映画音楽の理想的な関係とは? 是枝監督が持ってきた意外なCDとは?
「パルムドール」受賞前(4月18日収録)の貴重なインタビュー。
聞き手は、編集・ライターの門間雄介さんです。
『万引き家族』本予告
Smile / 細野晴臣
By This River / Brian Eno / Nanni Moretti-La Stanza Del Figlio
The Beau Hunks Sextette / LI'L DAISY promotion video
ボー・ハンクスの業績、それはレイモンド・スコットの真髄を現代に蘇らせたことです。
廃盤になっていた名盤がこの日本でリリースされるとは、
(失われた秘伝のレシピが公開されるような、)
秘密めいた快挙です
細野晴臣
デイジーホリデーのリスナーにはお馴染みのアメリカの作曲家レイモンド・スコット。90年代からその再評価が始まりましたが、その一翼を担ったオランダの“ドキュメンタリー”オーケストラ「The Beau Hunks」による"カートゥーン・ジャズ"と呼ばれる30年代のレイスコ楽曲を原曲に忠実に蘇らせた名盤2タイトルが、リル・デイジーからリイシューされました。音源自体は配信・ストリーミングでもお聴きいただくことが出来ますが、リル・デイジーのCDは、CDというより本に近いのかな。両タイトルともブックレットの内容が充実しています。英語/日本語のバイリンガル仕様。『火星人のどんちゃん騒ぎ』の方には、オリジナルのブックレットには掲載されていない脳波を音楽に変換する未来を予言したレイスコの新聞記事も掲載。レイスコの面白さを再確認させてくれる内容となっています。パッケージにまたお金をかけ過ぎてしまったので、少しでも直販で買っていただけると助かります。是非、ブックレットを読みながらレイスコのヘンテコ・ノベルティ音楽をお楽しみください!
リル・デイジーとは1996年に細野さんが発足させたレーベル“daisyworld discs”の意志を引き継ぐべく、2013年にスタートした小さなレーベルです。今後もデイジーホリデーでご紹介しているような“未知の音楽”の研究発表とCDのパッケージで発表していく予定です。よろしくお願いいたします。(岡田崇)
