2018年06月24日

playlist - 6.24.2018

M1 : メイン・タイトル(銀河鉄道の夜より)/ 細野晴臣
M2 : Powerhouse / The Beau Hunks Sextette



ゲストに、World Standardの鈴木惣一朗さんを迎えての音楽夜話。鈴木さんが監修し、年内の発売を予定している「ノン・スタンダード・レーベルBOX」(仮)と「銀河鉄道の夜(完全盤)」の為に行ったインタビューの模様を3週にわたってお送りします。当時(83〜85年くらい)の細野さんの動向を事細かに紐解きます。最後に、岡田崇さんの「The Beau Hunks Sextette」宣伝コーナーもあります。

銀河鉄道の夜 予告編


Gavin Bryars Documentary: Sounds for the Sinking of the Titanic


The Beau Hunks Sextette / LI'L DAISY promotion video


番組の最後に突然振られて先日リル・デイジーから発売したザ・ボー・ハンクス・セクステットのレイモンド・スコット・カバー集の宣伝をさせてもらいました。

ボー・ハンクスの業績、それはレイモンド・スコットの真髄を現代に蘇らせたことです。
廃盤になっていた名盤がこの日本でリリースされるとは、
(失われた秘伝のレシピが公開されるような、)
秘密めいた快挙です
細野晴臣

デイジーホリデーのリスナーにはお馴染みのアメリカの作曲家レイモンド・スコット。90年代からその再評価が始まりましたが、その一翼を担ったオランダの“ドキュメンタリー”オーケストラ「The Beau Hunks」による"カートゥーン・ジャズ"と呼ばれる30年代のレイスコ楽曲を原曲に忠実に蘇らせた名盤2タイトルを、リル・デイジーからリイシューしました。音源自体は配信・ストリーミングでもお聴きいただくことが出来ますし、1994年、1996年に発売された当初輸入盤で入手された方もいらっしゃると思います。英語/日本語のバイリンガル仕様で両タイトルともブックレットの内容がめちゃくちゃ充実していて改めて読んでみて色々と再発見もあります。『火星人のどんちゃん騒ぎ』の方には、オリジナルのブックレットには掲載されていない脳波を音楽に変換する未来を予言したレイスコの新聞記事も掲載。レイスコの面白さを再確認させてくれる内容となっています。パッケージにまたお金をかけ過ぎてしまったので、少しでも直販で購入していただけると助かります。アマゾンや武蔵小山ペットサウンズ、京都・誠光社、渋谷タワーのパイドパイパーハウスなどでも取り扱ってます。是非、ブックレットを読みながらレイスコのヘンテコ・ノベルティ音楽をお楽しみください!
レコード・コレクターズ最新号には見開きで紹介記事が掲載されているので、そちらも是非チエックしてみてください。ノアルイズ・レコードの阿部広野さんが記事を書いてくださいました。
リル・デイジーとは“daisyworld discs”の意志を引き継ぐべく2013年に発足した小さなレーベルです。今後もデイジーホリデーでご紹介しているような“未知の音楽”の研究発表をCDのパッケージで発表していく予定です。お楽しみに!(岡田崇)
posted by daisy holiday at 23:31| daisy holiday 2018