2020年05月03日

playlist - 5.3.2020

M1 : Minute Merengue / Harry Breuer
M2 : A Trumpeter's Lullaby / Ralph Marterie & His Orchestra
M3 : China Boy / Lenny Dee
M4 : Powerhouse / The Beau Hunks Sextette
M5 : Toy Trumpet / Miharu Koshi
*コント「ポンポン蒸気」細野晴臣 / 東榮一 / 岡田崇
*Gaia Message / James Lovelock
M6 : Holiday for Strings / Fred Waring & his Pennsylvanians
M7 : Sound your "A" / Richard Maltby & his Orchestra
M8 : Alley Cat / Harry Hosono & The Chow Chow Cats
M9 : Lover / Les Paul & Mary Ford
M10 : Anna / Frankie Carle
M11 : Crazy Rhythm / The Three Suns
M12 : Three O'Clock In The Morning / Bert Kaempfert & His Orchestra

細野さんのワンマンDJでお送りする「手作りデイジー= Stay Home」も#4に!
今週は番組およそ20年間を振り返る特別編!・・・お聞き逃し無く。


Minute Merengue / Harry Breuer


XYLOPHONIA / Harry Breuer


A Trumpeter's Lullaby / Ralph Marterie & His Orchestra


China Boy / Lenny Dee


Lenny Dee on Nashville Now - Folsom Prison Blues


オランダのBASTAレーベルからリリースされていたThe Beau Hunks Sextetteによるレイモンド・スコット曲集2W『Celebration on the Planet Mars』『Manhattan Minuet』は、2018年にリル・デイジーから日本盤をリリースしました。オリジナル・クインテットの演奏を限りなく忠実に再現し、最高のレコーディングが実現されています。
The Beau Hunks Sextette / A Tribute to Raymond Scott / Li'l Daisy 2018


Raymond Scott Songbook』は、2013年に7年の歳月を経て完成した日本初のレイモンド・スコット作品集。レイモンド・スコットのほぼ未発表音源32曲を集めたディスク1と、細野さんミハルさんはもちろんのこと、Jean-Jacques Perrey、ベルヴィルランデブーのBenoit Charest、Cabo San Roque、徳武弘文さん、上野耕路さん、岡村みどりさん、星野源さん、ハーモニカ・ライナーズさんなどなど国内外のミュージシャンによる新録レイスコカバー集のディスク2に、資料満載の100ページブックレットなどをパッケージしたボックスです。
Raymond Scott Songbook / Digest Part.2


Daisyworld pt.2: Gaia and Daisyworld


Holiday for Strings / Fred Waring & his Pennsylvanians


Sound your "A" / Richard Maltby & his Orchestra


Alley Cat / Bent Fabric


Lover / Les Paul & Mary Ford


Les Paul & Mary Ford Absolutely Live


Anna / Frankie Carle


El Negro Zumbon (Anna) - Silvana Mangano


The Three Suns - Stumbling / Bye Bye Blues


Crazy Rhythm / The Three Suns


Three O'Clock In The Morning / Bert Kaempfert & His Orchestra


選曲メモ:https://www.instagram.com/stories/hosonoharuomi_info/
Daisy Holiday Stay home on holidays 5.3(Sun) 2020
今回は2002年4月から始まったデイジー・ホリデーのタイトル音楽などを中心に選曲しました。20年続いたと発言しましたが、1998年の "Daisyworld" 開始から数えました。では、どこにも行けない休日を過ごす皆さんが「脳内ホリデー」を楽しめますように!

01 Minute Merengue / Harry Breuer
初期のデイジー・ホリデーでかなり長い間流れていたタイトル音楽。当時の仲間たちがワイワイ参加してます。"Daisyworld"と行っているのは、なんとBrian Wilsonで、この頃ぼくはシカゴの自宅で行われた会見に参加し、その場で声をいただいたんです。ハリー・ブリュアと発音してますが、ブロイアーが正しいのかもしれません。その昔、音楽誌では新進のBob Dylanを「ボブ・ダイラン」と表記してた。では、バハラッハとは誰?
02 A Trumprtter's Lullabye / Ralph Marterie & His Orchestra
1998年から2002年までJ Waveで放送された "Daisyworld"はデイジーホリデーの原型です。当時は同じ名前のレーベルも始めていて、ポストテクノ的な新音楽に力を入れてました。でも番組ではこのテーマ音楽やスリーサンズなどの軽音楽も欠かせませんでした。今回のような「一人作り込み」も時々やってたのを思い出します。
03 China Boy / Lenny Dee
2000年前後の時期に一時期使用していたテーマ音楽で、中古LPを手に入れて以来の愛聴曲です。
04 Powerhouse / The Beau Hunks Sextette
レイスコことレイモンド・スコットはデイジーホリデーの中核になるほど大事な音楽です。レギュラーの岡田崇くんはレイスコのコンピレーションまで制作した第一人者です。ボー・ハンクスはオランダのレーベル、BASTAで一連のレイスコ関連アルバムを制作していた音楽集団です。
05 Toy Trumpet / Miharu Koshi
同じくレイモンド・スコットの名作です。インスト曲ですがこれに歌詞をつけて歌ったのが、ハリウッドの人気子役だったシャーリー・テンプルでした。その英語の歌詞をフランス語にして歌ったのがコシミハルで、2013年、岡田崇制作の "Raymond Scott Songbook"に収録されてます。
06 コント「ポンポン蒸気」
番組ではデイジーワールド時代からコントをいっぱいやってたんです。このコントは東榮一くんがプロットを書いたもので、2008年に制作したアルバム「デイジー・ホリデー」に収録されました。最近は番組から離れていた東くんは残念ながら3月18日に逝去され、惜しい人材を失いました。ここに謹んで追悼させてください。
07 Gaia Message / James Lovelock
現在100歳になられるラブロック博士は「ガイア仮説」を1960年代から提唱していました。1980年代にニュー・サイエンスのブームで脚光を浴び、「地球生命体」というアイディアが広く知られるようになったのです。その中で比喩として使われたのが "Daisyworld"というシミュレーションでした。ヒナギク(Daisy)の花の色が多種多様なことが、地球に降り注ぐ太陽の光を調節し、地球の気温を安定させるという仮説。これに興味を持って番組とレーベルのタイトルにしたのです。2001年に来日した時、スタジオにお招きしてメッセージを残してくれました。とても謙虚で品のいい学者ですが、人類の行く末を割と悲観的に予測していて、温暖化防止に原子力発電を支持したり、最近(100歳!)では人類サイボーグ化という予測を発表したり、物議を醸すことも多い。このメッセージでは最後に「美しい地球よ、どうか人類を許し、存続させてください」という願いを真摯に述べてます。
08 Holiday for Strings / Fred Waring & his Pennsylvanians
デヴィッド・ローズの代表曲をオリジナルに劣らぬ丹念な編曲で聴かせてくれるフレッド・ワーリングは、世界大戦を挟んでラジオやテレビのショー番組を持ち、成功を収めた音楽家で、合唱を広めたことも知られてます。
09 Sound Your A / Richard Maltby & his Orchestra
リチャード・マルトビー(モルトビーとも)は1955年に映画「黄金の腕」(The Man With the Golden Arm)のカヴァーで大ヒットし、自分もラジオでよく聴いてました。ダンス音楽からノヴェルティまで幅広い才能で、ローレンス・ウェルクのアレンジャーも務めました。1991年没。
10 Alley Cat / Harry Hosono & The Chow Chow Cats
2010年に六本木ミッドタウンで店内音楽を担当し、それをまとめたアルバム "Promenade Fantasy"を出しました。その中に収録されたアリー・キャットのオリジナルは1962年のベント・ファブリック (Bent Fabric) で、1950年にジャズのレーベル "Metronome Records"を設立したデンマークのピアニストです。現在95歳!このチャウチャウ・キャッツは高田漣、伊賀航、浜口茂外也、そして鍵盤は自分です。
11 Lover / Les Paul & Mary Ford
レス・ポールはギブソンのエレキギターで知られるギタリストですが、「宅録」「マルチ・レコーディング」などの創始者でもあり、テクノ精神旺盛なイノベーターでもあります。ポップスに多大な貢献をしました。
12 Anna / Frankie Carle
フランキー・カールはカクテル風からブギウギまでを華麗に弾きこなすピアノの名人で、グレン・ミラー楽団で1939年に大ヒットした "Sunrise Serenade"はカールの曲です。"Anna”は原題が"El Negro Zumbón"で、1951年にシルバーナ・マンガーノ主演の映画「アンナ」の挿入歌としてヒットしました。自分もカヴァーしてます。
13 Crazy Rhythm / The Three Suns
1928 年のブロードウェイ・ミューカル用に書かれた曲。数多のジャズ・プレイヤーが演奏する人気曲で、日本でも「クレイージー・キャッツ」がバンドのテーマ音楽として演奏していました。それで僕もこの曲を知ったわけです。スリーサンズは番組で最も多くかける音楽かもしれません。
14 Three O'Clock In The Morning / Bert Kaempfert & His Orchestra
ベルト・ケンプフェルトはドイツのポピュラー音楽界の重鎮といえます。何しろビートルズがハンブルグにいた1961年、ポリドール・セッションとして知られるレコーディングのプロデューサーだったんです。ぼくの通った高校では放課後に「愛の誓い (Till) 」がかかり、毎日聴いていた音楽です。「星空のブルース (Wonderland by Night) 」などヒット曲多数。さて、今晩はこれで閉店、またのご来店を。
posted by daisy holiday at 19:42| daisy holiday 2020