2020年08月03日

playlist - 8.2.2020

M1 : Omukae De Gonsu / Haruomi Hosono
M2 : Awful Pretty, Pretty Awful / Jim Campilongo
M3 : ’S Wonderful / Miharu Koshi
M4 : Last Tango in Paris / Gato Barbieri
M5 : They Can't Take That Away From Me / Beatrice Van Der Poel
M6 : Coffee and Cigarettes / Jazzinuf
M7 : Whispers In The Dark(暗闇のささやき)/ Love, Peace & Trance
M8 : Stoned Soul Picnic (Demoを含む) / Laura Nyro
M9 : Rhapsody In Blue / Brian Wilson & Van Dyke Parks



月のはじめの週は、細野さんの<手作りデイジー>です。
今回も音楽たっぷりの30分を。


Omukae De Gonsu / Haruomi Hosono


Awful Pretty, Pretty Awful / Jim Campilongo


Jim Campilongo Trio - at Rockwood Music Hall, NYC - Nov 14 2016


Pop 16 | Miharu Koshi



コシミハル/MOONRAY、CD/LP共に好評発売中!
https://lildaisy.theshop.jp

Last Tango in Paris / Gato Barbieri


Last Tango in Paris / Gato Barbieri


Fred Astaire and Ginger Rogers - They Can't Take That Away From Me


Coffee and Cigarettes / Jazzinuf


Thomas Newman - Whispers in the dark - The essence of music


Stoned Soul Picnic / Laura Nyro


Stoned Soul Picnic / Fifth Dimension


Brian Wilson and Van Dyke Parks - Orange Crate Art





選曲メモ:https://www.instagram.com/stories/hosonoharuomi_info/

01 Omukae De Gonsu / Haruomi Hosono
1989年2月9日に逝去された手塚治虫への追悼で、手塚るみ子さんプロデュースによるトリビュート・アルバム『ATOM KIDS〜Tribute To The King “O.T.”』が1998年10月26日にリリースされました。るみ子さんから依頼された際、キャラクターがとても好きだった「オムカエデゴンス(スパイダー)」を題材にしてつくった曲。
02 Awful Pretty, Pretty Awful / Jim Campilongo
ジム・カンピロンゴ(Jim Campilongo)はノラ・ジョーンズ(Nora Jones)のサポートで名を知られるようなったギタリストです。このインストは2009年のソロアルバム『Orange』の中の1曲。クレジットには「Chet Atkins style」と書かれてます。
03 ’S Wonderful / Miharu Koshi
2015年にリリースされたアルバム「MOONRAY」からの1曲。"’S Wonderful" はジョージとアイラのガーシュウィン兄弟の作品で、1927年のブロードウェイ・ミュージカル "Funny Face"でフレッドとアデール・アステアが披露した歌です。その後はジャズのスタンダードとなった名曲。
コシミハルのアプローチは今までにはない鮮烈な勢いがあり、プレイヤーの力量を感じさせます。
メンバーはPiano:フェビアン・レザ・パネ(Febian Reza Pane)/ Guitar:今堀
恒雄(Tsuneo Imahori)/ Bass:渡辺等(Hitoshi Watanabe)/ Drums:山口新語(Shingo Yamaguchi)。

04 Last Tango in Paris / Gato Barbieri
1932年にアルゼンチンで生まれたガトー・バルビエリ(Gato Barbieri)は、12歳の時にコルトレーンに影響されてサックスを吹き始め、後にローマへ移住し、その後米国で活躍、2016年に他界しました。1972年、ベルナルド・ベルトルッチ監督の映画『ラストタンゴ・イン・パリ(Last Tango in Paris)』の音楽を担当し、一躍名を馳せました。
05 They Can't Take That Away From Me / Beatrice Van Der Poel
1966年生まれのベアトリス・ファンデル・ポエル(Beatrice Van Der Poel)はオランダの女性シンガー、ライターです。1997年、オランダ映画『Gordel van smaragd』(エメラルドの帯)の音楽に参加したものがこのガーシュウィンの歌曲でした。この映画はオランダ人とオランダの植民地だったインドネシアの女性の話らしいが、詳細は不明。植民地を解放した日本兵の暴挙が出てくるのも複雑な心境で、ベアトリスの同名のアルバムには「ブンガワン・ソロ」や「蘇州夜曲」らしき歌も挿入されてます。"They Can't Take That Away From Me(「誰にも奪えぬこの想い」)"はジョージとアイラのガーシュウィン兄弟の名曲。1937年の映画『踊らん哉(Shall We Dance)』でフレッド・アステアが歌いました。
06 Coffee and Cigarettes / Jazzinuf
自分の映画「No Smoking」の時に「Coffee and Cigarettes」で検索していたら引っかかってきたのがこの音楽でした。Jazzinuf(ジャジーヌフ)は詳細が不明なローファイ+チルポップと言われるストリーミングが多いアーティストです。NYが拠点の韓国系アジア人だという情報も。アルバムの中でこの曲が何故か今のコロナ禍の都会にマッチするので、3月頃にはよく車で聴いてました。
07 Whispers In The Dark(暗闇のささやき)/ Love, Peace & Trance
1995年にEpic/Sonyの企画で生まれた女性3人のユニット「Love, Peace & Trance」を制作しました。小川美潮+甲田益也子+遊佐未森という魅力溢れるメンバーで、アルバムは1枚のみ。このアルバムでは亡き盟友だった福沢もろ君の楽曲もカバーしてます。「暗闇のささやき (Whispers In The Dark)」は1992年の未DVD化サスペンス映画で、音楽はトーマス・ニューマン (Thomas Newman)。ハリウッド映画音楽の中では作家性がある作曲家ですが、ニューマン・ファミリーの一員で、ランディー・ニューマン (Randy Newman) は従兄に当たります。この頃一世を風靡したTVシリーズの「Twin Peaks」にも共通する歌曲です。
08 Stoned Soul Picnic (Demoを含む) / Laura Nyro
ローラ・ニーロの出生名はLaura Nigroで、1947年にN.Yのユダヤ系家庭に生まれ、1997年に他界しています。1968年にリリースされた2枚目のソロアルバム、「イーライと13番目の懺悔 (Eli and the Thirteenth Confession)」に挿入されたストーンド・ソウル・ピクニック (Stoned Soul Picnic) は、フィフス•ディメンション (The Fifth Dimension) のカヴァーで大ヒットし、ニーロ自身のオリジナルも脚光を浴びました。ニーロの編曲は「フォー・シーズンス (The Four Seasons) 」のアレンジャーとして活躍したチャーリー・カレロ (Charles Calello)です。 ここでは前半にニーロのDemo Versionを編集しました。
09 Rhapsody In Blue / Brian Wilson & Van Dyke Parks
1992年当時、精神的な危機と格闘していたブライアン・ウィルソン (Brian Wilson) にアルバムを作る提案をしたのがヴァン・ダイク・パークスでした。それまで歌を忘れたカナリア状態だったブライアンが復帰するきっかけをもたらしたアルバムです。作・編曲など全てのパッケージを用意したのがパークスで、ブライアン・ウィルソンは歌うことが大事な仕事だったのです。出来上がったのが「オレンジ・クレイト・アート (Orange Crate Art) 」で、オレンジ色はパークスにとってカリフォルニアの原風景だということです。アルバムは芸術的すぎる?という評価で売り上げも伸びず、パークスは落ち込みました。しかしそれから28年後の今、そのリマスター盤が出たのです。そこには未発表の3曲が追加され、どれも素晴らしい楽曲ですが、何故当時は外されたんでしょうか。特に「ラプソディ・イン・ブルー (Rhapsody In Blue) 」はアメリカの魂のような音楽なので、これが復活したニュー・アルバムこそ完成品だと思いました。ちなみにアルバムのタイトルにもなった同名曲「Orange Crate Art」はパークスの傑作です。
posted by daisy holiday at 01:19| daisy holiday 2020