2012年11月28日

playlist - 11.26.2012


Opening TM:Minute Merengue/Harry Breuer
M1 : Working In The Coal Mine/The Judds
M2 : Travellin' Mood/Wee Willie Wayne
M3 : Soul Sister/Allen Toussaint
M4 : Party Down/Willie Hutch
M5 : Looking For A Love/Bobby Womack
M6 : Crying In The Rain/The Everly Brothers
Ending TM : The Song Is Ended/Stanley Black


ラジオの魔法


今日は珍しい人をゲストに・・ピーターバラカンさん。「何年ぶりだっけ」出たことあるっけ?「J-WAVEの頃に出ました。」いいな〜ピーターの声がここで聞けるなんて。なんか番組聞いてるみたい。Allen Toussaint、先日素晴らしいライブをやってくれた/英のエース(ACE)から出た
V.A. ROLLING WITH THE PUNCHES: THE ALLEN TOUSSAINT SONGBOOK--選曲が面白い「ぼくまったく知らなかった、曲は知ってるけど、こんなバージョンがあったのかと。」とバラカンさん選曲は”Walking In The Coal Mine“--あれ、誰?誰が歌ってるの?「The Juddsっていう・・炭坑ニューオリンズにあるはずない。West バージニアとか」あんまりこの曲カヴァーされてないよね。炭坑節だもんね(笑)じゃあぼくもね、、これDJ合戦だな。細野さん選曲は-"Traveling Mood”--ぼくもやってるけど、こんな風にできない。ジェームズ・ウェイン(James Wayne)ウィ・ ウイリー・ウェインとも。というわけなんだけどね。こういうレコードは最近になって手に入りやすくなったけど、昔はなかなか..。Dr.Johnのアルバム(『In The Right Place』(?))で聞いたけど、原曲を聴いてびっくりした。だんだん趣味が(ピーターと)似てきたのかなぁと。年と共に、、。「このへんに関しては、昔から似てた」とバラカンさん。ところで、ニューオリンズ行ったことあるの?「2回あります。たまたまAllen Toussaintのスタジオ見学できて。ここ(細野スタジオ)みたいに、住宅街の中にあって、床がリノリウムで、、」(ピーターさんの"リノリウム"に対して)発音よくないね(笑)
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2012年11月21日

playlist - 11.19.2012


Opening TM:Minute Merengue/Harry Breuer
M1 : Light Up/Buster Bailey & His Rhythm Busters
M2 : Cuban Boogie Woogie/Bob Zurke
M3 : Fools Rush In/Tommy Dorsey & His Orchestra
M4 : Special Delivery Stomp/Artie Shaw & His Gramercy Five
M5 : Dinner Music For A Pack Of Hungry Cannibals/Bob Hamilton Trio
Ending TM : The Song Is Ended/Stanley Black


"Swingしなけりゃ意味がない"


岡田さん、ミハルさんと。(OpenningBGMを聞きながら)いつもと違うでしょ?先週から音源かえたの。前の音源がひどかすぎて(笑)最近の音源ってCDごとに違うからね〜。回転も違うよこれ、ちょっとアップテンポになってる。当時モノラルじゃない?・・位相が変なんだよね、どーゆーこと?ちゃんとして欲しいんだけどね。それを(ちゃんとしたのを)探すのが大変、、先週もswingガンガンかけちゃったんで、今週もそんな感じで岡田くん何かありますかね?岡田さん選曲は・・Buster Bailey & His Rhythm Busters”Light Up”--さらっとね、あっさりとした、、。じゃぼくもswingかけますけど、さっき岡田くんが持ってきてくれたコピーのメモがあるんですけど、何ですかこれは?「写真週報という内閣情報局というところが出していたものがあって、1943年に"米英レコードをたたき出そう"という」恐ろしい・・"敵性音楽"ね。「1000枚以上のJAZZのレコードがリストアップされて、それを供出しろと」(*写真を見ながら)「リヤカーがあって、着物を着たお嬢さんがたが・・」みんなJAZZ聴いてたんだよね。中にはレイスコも入っているという。「リストの中にしっかり入ってました。」そんな時代だと、このラジオ続けられないよなぁ(笑)「今みたいなの、かけられないですよね」いやぁ恐ろしい時代があったということでね。瀬川さんなんか大変だったんだろうなぁ。どっかの国の音楽禁止とかね、米英だと困るよね。細野さん選曲--”Cuban Boogie Woogie”−Bob Zurke--この頃のブギウギってそういえばみんな四つ打ちですね。踊ってたんでしょうね。このブギウギのピアノを聴くとね、発表せずにはいられないんですけど、昔っから一緒にやってたティンパンの頃からやってた唯一無二のピアニスト、佐藤博くんが急逝されて..。今レコーディングやっててピアノ弾いてもらおうと思ってたんですけど、代わりがいない。元気だったのに、、なんでだろうと思っちゃう。ぼくと同世代。思えば去年の日比谷公会堂でやってもらって以来、お互い忙しくて、なかなか会えなくて。残念です。自分でピアノ弾くしかないけど、ああいう風に弾けないから。佐藤博スタイル、勉強します。またそのうち、どんな曲を一緒にやってたかかけます。ミハルちゃんどうぞ--「クラシックにします?か?」イヤだけど、、ヤじゃないよ(笑)だって今せっかくswingしてるんだからswingで行こうよ〜"swingしなけりゃ意味がない"って言うじゃん、ね?ソフィア・コッポラの『マリーアントワネット』が再映されていたので観たというミハルさん--「あの映画、音楽は全部今のロック、ニューウェーブとか懐かしいのがかかるんですけど、その中で“Fool‘s Rush In” もかかってて」今日はこの番組でも何度かかけているんですがやはりTommy Dorseym定番で。続きを読む
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2012年11月14日

playlist - 11.12.2012


Opening TM:Minute Merengue/Harry Breuer
M1 : Limehouse Blue/Gene Klupa Jazz Trio
M2 : Scrub Me Mama, With A Boogie Beat/Will Bradley+Lay Mckinley
M3 : Ain't Nobody Here But Us Chickens/Phil Harris
M4 : House Of Blue Lights/Chuck Millers
M5 : Put On Your Old Grey Bonnet/Jimmie Lunceford & His Orchestra
M6 : This Year's Kisses/Benny Goodman & His Orchestra
M7 : Dark Eyes/Gene Klupa Jazz Trio
Ending TM : The Song Is Ended/Stanley Black


"おっさん”声


今週は珍しくミハルさんとお2人です。いるね〜!「間違えちゃった。早く来ちゃいました。」テンポの早いswingをかけようと思っていたので、それを聴きながら感想などをね、ボソボソと。”Limehouse Blue“--Gene Klupa「早いね、みんなが打楽器みたい、ドラム、サックス・・」トリオでベースなし。「気持ちいい」とミハルさん。ライブ盤の熱気がすごい。レコーディングも同じ、ソロも。ライブで即興かと思ったけど、そうではなかった。映画『グレン・ミラー物語』『ベニーグッドマン物語』『Jazzの誕生』・・全部出てる、主人公みたい(笑)楽しそうにドラムやるの、前に乗り出して叩くからすごいよね。今となってはグッドマンもグレン・ミラーも、やっぱり花形がドラムスなのかな、、その後スターになってく人たちはドラマーだもん。例えばGlenn Millerでやってたレイ・マッキンリー(Lay Mckinley)、のちにNew Glenn Miller Orchestraのリーダーになるんですけどね。Will Bradleyっていうトロンボーン奏者、BIG BANDで一緒にやってた時、歌もすごくよかったわけ。ブギウギが得意なんで。Lay Mckinleyの歌を聴いてください--”Scrub Me Mama, With A Boogie Beat"--ちょっとね、ホーギー・カーマイケルみたい。この当時ブギ歌う人多いんだけど、みんな"おっさん声"なの(笑)ということは・・ぼくは..いいんじゃないの、"おっさん"(笑)「歌いますか?」歌ってるじゃん!もう一人"おっさん声"の、20年代からやってそうな、フィル・ハリスって人を聴いてみますかね。ニワトリしかいないみたいな歌かな(笑)”Ain't Nobody Here But Us Chickens"--「いいねすごく、この声すごい好き」この声多いよ、当時。「ちょうどいい・・」ちょうどいい?!「ビブラートの感じもドライで」ブギを歌うおっさんてこんな感じで軽いじゃない?一生懸命じゃないとこがいい「こういうの今ないじゃない?」だから、、ハイ!手をあげちゃった(笑)「ちょっと声が鼻にかかってる感じもあって」みんな似てるんだよ。ホーギー・カーマイケルとかも。ジャズバンドの人たちって歌う人多い。うまくないけど味がある、そこがいいんでしょうね。もう一人、そういう声の人で”House Of Blue Lights”...ぼくたちやってますよね。「知ってる」知ってるね、よかった。チャック・ハリス(Chuck Millers )ピアニストです。続きを読む
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2012年11月05日

playlist - 11.05.2012


Opening TM:Minute Merengue/Harry Breuer
M1 : Tell Me Why/Eddie Fisher
M2 : Hit That Jive, Jack/Four Vagabonds
M3 : O mein Papa (Aus dem Film „Feuerwerk“)/Lys Assia
M4 : Burglar's Revenge/Bert Shefter & His Rhythm Octet
M5 : Someone Watch Over Me/George Gershwin
M6 : Romance Without Finance/Tiny Grimes Quintette
M7 : Back Bay Shuffle/Artie Shaw Orchestra
Ending TM : The Song Is Ended/Stanley Black


ざるそばか天丼、どっちから食べていいのって


岡田さんと2人で。-今日はいないね、相方(ミハルさん)遅いね、忘れてんのか来ないね(笑)ある曲を探してて・・また!(笑)"Tell Me Why"--って曲、ボビー・ヴィントンで知ってたの。元は古い人が歌ってて、でもEddie Fisher(エディ・フィッシャー)って人が歌っているはずなのよ。CD1枚持ってるんだけど入ってない。探したんだけどネットのよくない→もとはエコーないはずなんだけど変なエコーつけっちゃって。CD盤を探してたら、沖縄のある店で売ってて、届いたんですよ。ありがたいことで。Eddie Fisher盤”Tell Me Why“聴いて下さい--いやー、エコーついてない、すっきりしてる。よかったー!いい音だね〜!注文した回があった、ちょっと値が張ったんですよね、貴重なんですかね。Eddie Fisherはどういう人でしょうか?-はい、どうぞ(と岡田さんにふる)「僕はよく知らないです」--妻がデビー・レイノルズ、娘がキャリー・フィッシャー→レイア姫!Eddie Fisher4,5回結婚してる・・エリザベズ・テイラーとか、すごいなぁ。コニー・スティーブンスとも、、信じらんない!ボクの世代ファンが多いんですよね、アイドル。可愛い女の子だったから、参っちゃうなぁ・・。日本では50年代に雪村いずみさんがオーマイパパ歌ってヒット。--でもオーマイパパはドイツのあの人・・元があって、見つけたんですよね(名前が出てこない)。岡田さん選曲-Four Vagabonds--43年"Hit That Jive, Jack"--ウクレレ1本ですごいね、リズム感っていうか。歌がリズムなんだね、すんばらしい。これはSlim & Slam・・「元の曲はスキーツ・トルバート[とジョニー・アルストン]て人の曲なんですが、Slim & SlamとかNat King Coleがやってますね」--だいたい有名なのの元の曲ってきあまり聴かないよね。全部「元」があるんだけど。オーマイパパ、誰だったか思いだした。Lys Assia(リスアシア)だったかな。(2012.3.5放送参照!)ドイツの良い女性歌手ですよね-“O Mein Papa”--前奏が全然違う曲がついてるから『あれ?』と思うよね(笑)昔の曲って前奏ついてるよね、全部。とばして聴きたいけど、中には前奏がいいのがあるよね、前奏だけで1曲作れそうな。ざるそばと天丼がついてるような(?笑)どっちから食べたらいいの?みたいなことですよね?(笑)続きを読む
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2012年10月29日

playlist - 10.29.2012


Opening TM:Minute Merengue/Harry Breuer
M1 : There’s Small Hotel/Claude Thornhill and His Orchestra
M2 : Adios/Claude Thornhill and His Orchestra
M3 : Cherokee/Benny Goodman Sextet
M4 : Dizzy Fingers/Benny Goodman Small Group
M5 : Young At Heart/Joe Loss & His Orchestra
M6 : I Wonder Why/Joe Loss & His Orchestra
M7 : Dr. Livingstone, I Presume/Artie Shaw & His Orchestra
Ending TM : The Song Is Ended/Stanley Black


期せずしてSwingが今日は目の前にいっぱいあるんですけど


今週は細野さんお一人で。火曜の再放送が始まり、(火曜は)聞きやすいという声が。日曜は眠くてって人多い、ぼくもそうですけどネ。まずは、”There’s Small Hotel”--クロードソンヒルオーケストラです。古いミュージカルの歌なんですが、聴いていたのが、30・・40年くらい前かな、アナログ盤を何の気なしに買って気に入ってきいてたのがコレでした。そこに入っていたのが今のバージョンで、その後ずっとCD聞いててもなかなかなくて(違うバージョンはあったけれど)このバージョンをやっと見つけたのでかけてみました。クロードソンヒル、珍しくラテンもやっています---“Adios”-Claude Thornhill2曲かけました。Claude Thornhillというピアニスト、兼バンドリーダーですが、一日にコーヒーを6杯以上!コーヒー好きだったんですね。他のバンドと比べてちょっと抑えた感じで、アーティクティックな存在でした。編曲家がギル・エヴァンス(Gil Evans)だったんですね。それでゆくゆくマイルス・デイビスにつながって、クールジャズの源泉と言われています。時々ヘンテコリンな和音(和声?)の積み重ねがあったり、不思議なグループでしたが聴きにくいむけではなく、今のような音楽もあり、わりと歌ものが多いですね。マキシン・サリヴァンのバッキングというか編曲とプロデュースですね、それが素晴らしい出来だったのでまたそのうちかけます。Thornhillはベニー・グッドマンとかのビッグバンドのピアノをやってたと思います、うる覚えでなんすけど。ベニー・グッドマンのスモールコンボで”Cherokee"-Benny Goodman Sextet-勢いで、ベニー・グッドマンかけちゃいますけど、『Sing Sing Sing』で日本では一斉風靡して、その曲はぼくは子どもながらそんなに興味なかったのですがベニー・グッドマンは聴けば聴くほどすごい人で、技巧もすごいし探究心も旺盛。特にスモールグループの演奏はすばらしいですね。今探してるやつでなかなか見つからないのは、スモールグループでジーン・クルーパ(Gene Krupa)のドラミングがすごいチェロキーなんですけど、これは別のバージョンのチェロキーをかけました。-♪4”Dizzy Fingers"-Benny Goodman Small Group-この番組ではおなじみの”Dizzy Fingers"を聞いてもらいました。“忙しい指"というような・・ピアノのことですよね、弾くのが大変。それをクラリネットでやるのもなかなか大変そう、これをアコ−スティック・ギターでやってる人もいますね。期せずしてSwingが今日は目の前にいっぱいあるんですけど・・“Young At Heart”-Joe Loss & His Orchestra -これはダンスミュージックでしょうね、ジョー・ロス楽団のテーマみたいになってたのだと思います。もう一曲、ジョー・ロス楽団で”I Wonder Why”--ジョー・ロス楽団、ダンスバンド一流ですよね。ビッグバンドといえばもちろん1番人気だったのはグレン・ミラー、ベニー・グッドマンでしたけど、1番キレがよかったのは何と言っても、アーティ・ショウ楽団ですね。 “Dr. Livingstone, I Presume”続きを読む
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