2013年12月02日

playlist - 11.25.2013


Opening TM:Minute Merengue/Harry Breuer
M1 : Livin' In The Sunlight, Lovin' In The Moonlight/Bing Crosby
M2 : Tip Toe Thru The Tulips With Me/Jimmy Carroll
M3 : Singin' In The Rain/Doris Day
M4 : Buttons And Bows/Sven Arefeldt
M5 : Dance Man Buys A Farm/Ghost Train Orchestra
M6 : Sous Le Cielde Paris/Berlin Philharmonic Horn Quartet
M7 : Running Off The Rails/Columbia Orchestra
Ending TM : The Song Is Ended/Stanley Black


おもしろーい!(連発!)


今週は久しぶりにコシミハルさん、岡田さんゲストに!--もう〜年の瀬ですよ、そろそろ。クリスマス特集はまだやんなくていいのかな?「もうしょい先ですね」--我慢できないね。お正月特集。まだ?「もうちょい先です(笑)」--じゃあまだ今日は我慢して。仕入れがあるんでしょうね?きっと、岡田くん。ぼくもあるよ。「いいなぁ・・」とミハルさん。--(かける曲)ないんでしょ?「今日忘れちゃったんです。新しいの揃えてきたんですけど・・だから前の色々持ってる中から。」--どっちでもたいして変わんないと思うんですけどね。今日はね、ボクから。ジェフ・マルダーがかつて歌ってた古い曲、その元がビング・クロスビー(Bing Crosby)だってのがやっとわかったんで(笑)Bing Crosbyの初期のレコーディングでポール・ホワイトマンと一緒にやってます--”Livin' In The Sunlight, Lovin' In The Moonlight”--ほぼ同じですよね。「そうですね」岡田さん選曲は”Tip Toe Thru The Tulips With Me"-「1953年の録音で、Jimmy Carrollというクラリネット奏者--アレック・ワイルダー・オクテット(Alec Wilder Octet)のメンバーでローズマリー・クルーニーとかチャーリー・パーカーとかをアレンジやってた人、その人がクラリネットで多重録音でこの曲をやってるんです、、」--あ!宅録派ね!早くからやってるんだねぇそういうこと。「相当早いですよね。51年にレス・ポールがで"How High the Moon"で初めてマルチでやったその2年後なんで、すごく早い。」--レス・ポールにすごく刺激されたんだろうね。きっと聞きに行ったんじゃないかな。「同じコロムビアなんで」--じゃあ、交流あったね。...[聴き終わって]....--おもしろーい(笑)さすがの多重録音(笑)ディレイはレスポールと同じテープの遅れを利用したやつだね。ギターの代わりにクラリネットでやるという。これはなかなか他にはいませんよね。面白かったなぁ。「うん、可愛いですね、、」(とミハルさん)ミハルさん選曲はDoris Day-”Singin' In The Rain”---軽い、いいですね。ボクの番。じゃあね、これは最近探してたら見つけたんですけど、Sven Arefeldt・・「どこの人ですか?」--スウェーデンの人ですね。ボタンとリボン歌ってるんですよね。最近、北欧のJAZZとかね〜おもしろい。かなりアメリカナイズされてるだけど。”Buttons And Bows”-Sven Arefeldt続きを読む
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2013年11月22日

playlist - 11.18.2013


Opening TM:Minute Merengue/Harry Breuer
M1 : Soledad/Carlos Galdel
M2 : カミニート(小径)/菅原洋一
M3 : Adios Muchachos/Libertad Lamarque
M4 : I'm So Lonesome I Could Cry/Ferlin Husky
M5 : Cold Cold Heart/Hank Williams
M6 : Cry/Johnnie Ray
M7 : Mama, He Treats Your Daughter Mean/Ruth Brown
Ending TM : The Song Is Ended/Stanley Black


"泣き節"


久々、細野さんお一人です---最近ずっと聴いてた音楽が、あー皆なんか泣いてるな。ってなものをちょっと聴いてたんですけど、それを敢えて"泣き節"と言ってみたいと思います。意外と泣き節の歌手はいないと思うんですが。。まず最初はカルロス・ガルデル(Carlos Galdel)-タンゴ歌手の王様っていうイメージ-1890年生まれ。シンガーソングライターの走りですね。自分で曲を作って歌ってたりして、いい曲がいっぱい生まれました。その中で"Soledad"、『孤独』という・・1934年の録音。最後の歌の箇所を注目して聴いてください。泣きますので。---Carlos Galdel、これはぼくは震災後よく聴いていました。"泣き節"っていうとやっぱりタンゴなんですかね。タンゴの人は結構泣きますね。日本では・・なかなかいない、今は特にいないでしょうね。そうやって考えてみますと、タンゴを歌ってる歌手として菅原洋一を探してみたらやっぱり泣いてます。ドイツから来たアルフレッド・ハウゼ楽団と一緒に1969年にレコーディングした-”カミニート”、泣いてます。---泣いてましたね。ああいう歌い方したいんですけどね、できないす。タンゴでもう一人、リベルタ・ラマルケ(Libertad Lamarque)という女性、この人も泣くんですね。女優さんでもあり2000年まで活躍してました。フランシスコ・カナロの楽団でヒット曲がありますね。ガウチョの..嘆きという。泣いてる曲は"Adios Muchachos"、これこそやっぱりタンゴの名曲です---“Adios Muchachos”---これはもう大泣きですね。なんかもう「おいおい!」と言いたくなるくらい泣いてますね、最後。感情が高まるとこで泣くという技ですよね。技術的な歌唱力がないとこれはできないんですけど。なぜかカントリーも泣き節が多いですね。ファーリン・ハスキー(Ferlin Husky)という、元々はハンク・ウィリアムズ(Hank Williams)を信奉してた、初期の頃はそっくりに歌ってた人なんですが。最近カントリー聴いてて「おお〜この人泣いてるな〜」と思って今日かけることにしました。それもHank Williamsの曲で”I'm So Lonesome I Could Cry”---続きを読む
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2013年11月17日

playlist - 11.11.2013


Opening TM:Minute Merengue/Harry Breuer
M1 : はるなつあきふゆ/青葉市子
M2 : 四月の支度/青葉市子
M3 : CANCIóN DEL ABUELO/Atahualpa Yupanqui

Ending TM : The Song Is Ended/Stanley Black


20数歳で、ついこの間ギター弾いて、なんでこういうことができるのかね?!


先週、『いりぐち』から『でぐち』に出てった青葉市子ちゃんが、今日も来てくれました!先週は独特な進行だったんですけど(笑)今日はわりとふつーに、、普通じゃないな。だって今、ギター持ってるもんね。♪ぽろ〜ん[青葉さんが弾いたのを聞いて]--いい音だぁ〜。今日は生で歌ってもらうという。ところで、さっき市子ちゃんから和風のノートをいただいて。これおじいちゃんが作ったの?「はい、私のおじいちゃんは東京の江戸川の紙の工場で働いている」--職人さんですよね。母方が東京の下町で、父方は京都の職人?職人の娘だねぇー!その紙を作ってくれたおじいちゃんはギターも弾くって聞いたけど?「昔、病気であまり動けなかった時なのかな。先輩がギターを教えてくれて、深夜プールサイドに侵入して水がいっぱい張ってある上でギター弾くといい音が鳴るんだぞって」--加山雄三みたいだな〜〜(笑)どんな曲やってたんだろうね?「ちょっと習ったことある」[♪青葉さんちょこっと弾いてくれる]--あはは!古賀まさおかな?!いい感じ。そういうの聞いて育ったの?「いや、最近、、私が弾き始めてからぼくも弾けるんだよみたいな感じで(笑)」--でもそれは血筋だよね〜絶対。「おじいちゃんとはちょっと似てるんですよね。感性が・・」--小さい頃何を聴いてたの?「音楽をわたし全然聞いてこなかったんですけど」--おや?!「普通にセーラームーンのオープニングテーマをTVの前で座って待つみたいな(笑)」--じゃどうして突然、ひらめきが出てきたんだろうね?「10/23に新しいアルバム『0』を発売したんですが、その中でも2曲カヴァーを入れていて==山田庵巳さんていう方の==表には出て来てない方なんですけど、彼は8弦のクラシックギターを弾く弾き語りの方なんですが、この人に出会って、この人の曲を自分も弾けるようになりたいなと思って弾いているうちに、『自分の曲も作ってみたら?』というアドバイスをもらったりして」--その人がキッカケなんだねぇ〜ちょっと聴かせてもらおうかな--"はるなつあきふゆ"----いやいやいや、、美しい曲だねぇ〜。どういうお方なの?「なんて言ったらいいのかなぁ〜〜っ・変!」--なんで出て来ないの?「もう(取材一切)お断り、みたいな感じで・・」--最近一緒にやったりはしないわけ?「デビューする前は、まだ弾けなかった時に一緒にやってもらったことはありましたが、最近はやってません。師匠みたいな人なんです。」--美しい曲を書く人ですね。注目しましょう。この詩を読むと、人生の視野が広いよね。・・ではね!さっきからずっとギターを持ってるから。何やってくれるか決まったかな?「決まりました。“四月の支度” という曲です」~~青葉さん弾き語り~~ 続きを読む
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2013年11月09日

playlist - 11.4.2013

Opening TM:Minute Merengue/Harry Breuer
M1 : いきのこり●ぼくら/青葉市子
M2 : いりぐちでぐち/青葉市子
Ending TM : The Song Is Ended/Stanley Black


注目の的ですよね。不思議な存在感がある!


今日は青葉市子さんをゲストにお迎えして--(Daisyholiday!)2回目ね。最近よく会うよね、ていうかボクがお願いしてるんだけどね(笑)アルバムが発売されて、好評で。ね![4thアルバム「0」2013年10月23日発売。詳細はコチラ!]--注目の的ですよね。不思議な存在感があるっていう・・ね!まずはそのアルバムの中から自分で推薦してもらう方がいいかもね。--”いきのこり●ぼくら”---いや〜〜〜何とも言えない歌詞だよね。象徴的な歌詞なのか、それとも..?「この歌は夢から覚めてすぐに書いた曲なんですね。夢そのまま歌詞になってるだけなんです」--ぼくも時々あるけどね。歌にしたことはないんだけど(笑)「とってもグロテスクな夢を見て、裸足で歩いてる感覚とか煙たい匂いとかそういうのがぜんぶ鮮明に覚えたまま起きて」--なんかこれ震災にも関係ありそうな。「震災の後に見た夢なのでそれもあるし、こういう風に消化していかないとダメなのかなぁと・・」--そうなんだよ。歌って曲作る人はそれが使命っていうかね、できるから。皆も作った方がいいのかな-「いろんなもので表現して」--そうそう、表現していかないと。ぼくもね、古い蓄音機好きで、電気が途絶えても音楽聴けるじゃない?だから随分前に買ったんだけど、地震で倒れちゃって足が折れちゃった。ゼンマイの古い蓄音機。その後仕事場引っ越して横倒しにしたまま2年半たっちゃった。それをやっとこの間足直して、立てたんだよね。そしたら色〜〜んなことが起こってね〜〜っ。借りてる倉庫が水浸しになってね。なんか止まった時計が動き出したから、2年半溜まってたものが吹き出しちゃって。そういうことがあるんだなと思って今じんわり実感してるとこ。「蓄音機から2年半分のエネルギーが。」--我慢してたんだなぁあの蓄音機は(笑)この歌詞も大変な感じだから、、ちょっと近いかもしれない。/それにしても、ギターがいい音だよなぁ。「今回はエンジニアはzAkさん、全曲録ってもらいました。初めてフィールドレコーディングをしたんです。大分県の国東半島っていう所に丸い形の場所があるんですけど、そこで飴屋法水さんがアートプロジェクトに参加してて、国東を巡るバスツアーを組んでそこでパフォーマンスをしたりというのに参加したんですよね。国東の場所で作品を録っておきたいなという気持ちになって、その時の音響はzAkさんがやっていたので」--丸い場所って、洞窟?「丸い場所というのは地形の話だったんです。実際に録った場所はもう使われてない旧第六トンネルというのがあって。入るともう目の前も見えない、だからすべてまっくらで。他の感覚--耳とか匂いとか肌から感じる感覚がものすごい鋭くなる。」--動物みたいな。「そうなんです。その中で、、」--灯りもつけないでギター弾いたの。「歩きながら。即興曲を1曲その間に作ったのがそのままCDに」--それはやっぱり聴かなきゃね。続きを読む
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2013年11月01日

playlist - 10.28.2013


Opening TM:Minute Merengue/Harry Breuer
M1 : Sunday Girl/Linda Carriere
M2 : Hammond Song/The Roches
M3 : 皆既日食/高野寛
M4 : 終りの季節/高野寛+原田郁子
Ending TM : The Song Is Ended/Stanley Black


ゲスト:高野寛さん


先週に引き続き、高野寛くんイラッシャ〜イ!先週もそうだったけど、この前の幸宏の番組に出て、そっからこっち(の番組)に来たというテイです(笑)幸宏、元気?「元気そうでした。細野さんが最近お酒を飲むようになったって噂があるから聞いといてくれって」--なんでそんな噂が出るんだ(笑)試しにコップ半分くらい飲んだことはあるよ。「それがかなり尾ひれがついて広まってますね」--やっぱり飲めなかった。飲みたいんですけどね〜。高野くんはどうなの?「ツアー中はビール一杯くらいは、、眠るために飲んでる感じですね」--てことはやっぱり飲めない人だね。そのツアーって今ずっとやってるんだよね。「23本やります」--すご〜い!構成は?「ぼくだけです!」--おおっ。先週話したやつだ。「弾き語りで」--それは身軽でいいよなー。「自由ですね〜、緊張感もありますけど」--東京はいつ?「11月は売り切れちゃったので、来年1月19日に恵比寿で。[ライブ情報]この時だけベースとドラムが入ります」--今週は持って来てくれたものがあるんで、それをかけたいなー。あ!リンダ・キャリエール(Linda Carriere)を持ってきたでしょ?「最近アナログを時々聴くようにしていて、これが棚から出てきたので」--発売されてないし、未発表音源だし、版権がよく
わからないんだけどこんな曲ですって感じでかけてみるわ(笑)Linda Carriereは今どうしてるかわからないんで、なかなか出せないんですよ。「もったいないですね」--だから何とかしないとと思ってます-”SUNDAY GIRL”--このアルバムすごい力を入れてね。「いや〜かっこいい演奏ですね~ホントに!」--ハリウッドで出す予定だったんだけど、歌詞が難しいって言われて(笑)作詞家がハリウッドの映画の脚本家だったの。文学的な人なんだよね。「ハリウッドの人なのに文学的なんですね」--三島由紀夫の『午後の曳航』って脚本書いた人ってのは覚えてる。リンダはニューオリンズの女性歌手で、ロスまでアルファの幹部と一緒に行ってオーディションしたりして。大々的なことやって。それなのに出なかったんですごいショックで・・「これ1977年なんですけど、やっぱり1番ティン・パン・アレイ周りが演奏がすごい時期ですよね」--油が乗ってるって感じで(笑)「B面聴くと、泰安洋行とはらいその匂いがすごい・・マリンバとかチタン入ってたりして、、佐藤博さんの曲が入ってるんですけど、それは達郎さんぽくて。あの時代のアウトテイク集みたいな感じで聞いちゃいますね」--山下達郎、矢野顕子の曲も入ってる。YMO前夜で、これが出ててうまくいってたらYMOやらなくて済んだかもしれないっていう・・(笑)ちょっと運命的な。持ってるって人あんまりいないからね、これ。そのうちリメイクするつもりです。曲がね、結構気に入ってるんで・・「今の曲もぼくすごい好きです」--ありがとうございます!
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