Opening TM:Minute Merengue/Harry Breuer
M1 : 東京ブギウギ/笠置シヅ子
M2 : Beat Me, Daddy Eight To The Bar/Woody Herman Orchestra
M3 : Down the Road A-Piece/Ray McKinley Trio
M4 : Scrub Me Mama With a Boogie Beat/The Andrew Sisters
M5 : 買物ブギー/笠置シヅ子
M6 : The House of Blue Lights/Ella Mae Moose
M7 : The Joint Is Really Jumpin' Down At Carnegie Hall/Judy Garland
Ending TM : The Song Is Ended/Stanley Black
一体ブギウギとはなんだ?と、思いながらやってるんですね。

今年も押し迫ってきつつありますが。ここ最近ずっとライブをぼくはやってて、後半いつもブギウギを披露してるんですけど。一体ブギウギとはなんだ?と、思いながらやってるんですね。 日本では、昭和23年に服部良一作曲、鈴木勝という鈴木大拙の息子さんが作詞をして、笠置シズ子さんが歌った"東京ブギウギ"、これが大ヒットしたんですね。1948年。ぼくは1947年生まれなんで、そこら辺がやっぱり、原点ですね~♪1"東京ブギウギ"--笠置シズ子さんは1914年生まれ。服部良一さんは1907年生まれ。その2人の出会いが、爆発的な音楽のエネルギーを生んだんですけど、そもそも服部さんは戦前からジャズをやってましたから、戦中は非常に苦い思いをしてたと思うんですね。ジャズができなかったわけで。ですから、ジャズの代わりに南洋系の方に転化したっていうかね。検閲が凄まじかったんで。ジャズなんてのはもってのほかという時代だったんですね。その頃アメリカではブギウギが大流行りだったんですね。ですから、終戦直後に、解禁されたというのかな。開放されたんですね、服部良一のような音楽好きにとっては。爆発的にブギウギを吸収したんでしょうね?笠置シズ子がまた天才的な表現力だったんで、"買い物ブギ"とかね、色々ブギウギやってたんですけど。昭和23年にレコーディングされたんですが、その現場には米兵が観に来たそうですね。それほど、アメリカナイズされてるというかな。いろんなことが言われてますけど。でも、やっぱり、アメリカの政策というのもあったんでしょうね。ブギウギってのを使って、日本を変えていきたいっていうようなこともあったような、なかったような…。 続きを読む